パンを口に加え、ジュースを手に持ち、急いで出ていく。

それが、いつもの私。


外に出ると、自転車を持った、拓哉がいた。


これも、普通。


「オッハー♪」


私は、そういいながら、拓哉の自転車の後ろに乗る。


「オッハー♪じゃねーよ!おせぇんだよ!」


「うわぁ、拓哉君こわーい♪奈々泣いちゃうぞ~♪」


「勝手に泣いとけ!」


「怒ってるのぉ?」


私は、笑いながら拓哉に問いかける。


「怒ってるっつの!」