アイロニ




「え・・・?」


その言葉に今まで下げていた顔を上げた。


「皆まとめなくちゃいけないし、今までみたいに休みの日遊んでやれなくなる。
ごめんな」


「喧嘩・・・するの・・・?」


「あぁ、最前線でな」


そんな・・・。


「そんな顔するなよ」


自分が今どんな顔しているかなんてよくわからない。


でも草太くんは優しく頭を撫でてくれた。


草太くんのほうこそそんな顔しないでよ・・・。


そんな悲しそうな、複雑そうな顔・・・。


全然落ち着くことなんてできない。


不安で仕方ないよ。


「草太くんはいなくならないでね」


「おう」


「約束して。独りにしないって」


「ん」