本当は話したい。
少しでもこの鉛のように重たい心を軽くして欲しい。
でも、今までもたくさんの人に頼ってきた。
これ以上頼ってもいいのかな。
草太くんの負担になるんじゃないかな・・・。
「俺らはまだガキなんだよ。一人で生きていけるほど強くない」
「・・・っ!」
「だから“大丈夫”なんて言葉を自分に言い聞かせるのやめろよ。
苦しいことを全部飲み込んで平気なフリするのやめろよ」
彼には何も話していないのに、それでも気付いてくれる。
周りのことを良く見ているのがこの言葉でよくわかった。
「草太くんは私にとって友達だから、友達の前では笑顔でいたい」
「友達ならなおさら話せよ。辛いなら辛いって言えよ!
俺らなら美桜を助けられるかもしれない。
それに美桜が悩んでいるのを知らないフリして俺らだって笑ってたくない」

