アイロニ




5時間目と6時間目はあっという間と言っていいほど早く過ぎて言った。


2時間ってこんなにも短かったっけ・・・。


ずっと同じ姿勢をしていて固まっていた体を伸ばし、帰る準備を始めた。


「あれ、夏樹帰らないの?」


「あ~ごめん!今日掃除当番だったのすっかり忘れてたの!」


「そっか、じゃあ終わるまで待ってるね」


「うん!終わったらメールするね!!」


「はーい」


何度も「ごめん!」と謝りながら手を振って掃除場所へと走っていった夏樹。


待ってると言ったはいいけど・・・どこで待ってよう・・・。


教室は・・・掃除するし・・・。


多分特別教室とかも掃除するんだろうなぁ・・・。


とりあえず鞄を肩に提げ、あても無く校内を歩き回ることにした。