アイロニ




びっくりした。


急に触られるなんて・・・!


あれ?


でも私、草太くんに熱があること話してないよね?


夏樹から聞いたとも言ってなかったし。


考えすぎかもしれないけど、あの時おでこに何かを乗せられたときのと感覚が似ていた。


もしかして草太くんがおでこに手を置いてたのかな。


そんな事を考えたらまた体温が上がり、体中が沸騰しそうなくらい熱くなった。


もしそうだったとしたらすごく恥ずかしい・・・。


「はぁ・・・」


いろんな感情が混じって出たため息。


それは雨の匂いが残る宙へと消えていった。