仲良くなってはなすよりもずっと前・・・。


たまたま私の近くにボールが飛んできてそれで草太くんに出会った時。


きっとその時から草太くんに惹かれていたんだと思う。


だけど、あの日のことから抜け出すことなんて出来ないから・・・。


だからずっとこの気持ちを抑え続けていたんだ。


「私、今日のこと絶対に忘れない。連れて来てくれてありがとう!」


そんな自分の気持ちをまた押し殺すかのように、言葉を重ねる。


草太くんはいつかの優しい笑顔を見せてくれた。