アイロニ




「変じゃないかな・・・」


次の日の朝、一人鏡の前で服装や髪型を確認する。


大丈夫だよね。


これ以上鏡の前にいても変わる事はないから、そろそろ学校に向かうことにした。


毎日歩きなれた道を、いつもとは違う靴で踏みしめる。


風だっていつもより気持ちよく感じる。


学校に着くと、校門に寄りかかりケータイをいじっている人がいた。


あ、草太くんだ。


約束の時間よりもまだ少し早いのに、もう待っていてくれてる。


そんな事を思っていたら自然と笑みがこぼれた。


「草太くん・・・!」


「よぉ・・・」


名前を呼ぶとケータイから視線を外し、私を見つけると向こうも微笑んでくれた。