アイロニ




きれいになったパーカーを丁寧にたたんで鞄の中へ。


今日は早起きしてちゃんと作ったお弁当。


それも、一緒に鞄の中にいれまだ上手く動かない足を軽く引きながら家を後にした。


「おっはよ!美桜!足大丈夫?」


「おはよ。大丈夫だよ」


夏樹とはいつも待ち合わせしている交差点で合流した。


「あんま無理しないでよね」


「わかってる」


私の足を気遣ってか、歩くペースを落としてくれる夏樹。


ホント、周りに気配りが出来るいい人。


「何ニヤニヤしてるの?」


「なんでもない!」


「変な美桜」


終止自然と笑みがこぼれながら、学校までゆっくり歩いていった。