「親父が事件を起こしてからずっと周りから『殺人鬼の息子』 っていう風に見られてたから・・・。」 「この3年間ずっと?」 「うん。だから人が嫌いなった。 人を近づかせたくなくて、1人になりたくて今みたいになった」 握っていた手はいつの間にか草太くんも握り返すような形で繋いでいた。 強く握られた手。 少し、震えてるのがわかる。 「だから、美桜の言葉が嬉しかった」 「・・・うん」 「心が軽くなったような気がした」 「うん」 「・・・ホント、ありがとう」 「うん!」