「失礼します!って先生いないし!!あたし呼んでくる!!!」
私よりも慌てふためいている夏樹ちゃんが私と草太くんを置いて、職員室に先生を呼びに言ってしまった。
草太くんは、私をおんぶして走ったにもかかわらず息ひとつ乱れていなかった。
そっと私を椅子の上に降ろすと「靴下おろしてもいいか?」と聞いてきたため、
何も言わず頷くと、怪我したほうの足の靴下を怪我に気をつけながらおろしてくれた。
「っ・・・」
「痛かったか?」
「そういうのじゃなくて・・・その・・・血が・・・ダメだから・・・」
どうしよう・・・一番見たくなかった色。
思い出したくないことを思い出させる色。
気持ち悪い・・・。

