城内くんは何度か来たことがあるのか、私をリビングまで案内してくれた。 「…藤岡が、シャワー浴びてるうちに聞くけどさ」 傘のおかけで濡れなかった私たちは荷物を置いて床に座る。 「…なんですか?」 「…もしかして高畑さん、藤岡のこと…好き?」