どうしよう、どうしよう。 無言の空間が、つらい! こっそり、藤岡くんを盗み見る。 あー。 窓の外見ちゃってるよ。 話しかけても無視されるかも (そもそも話しかける勇気なんて微塵もないけれど) どうしよう……! はやく、城内くん戻ってきて。 この空間が耐えられなくて下を向いた。