「じゃ、今から藤岡のクラスまで一緒について来てくれる?3人でそのまま図書館行こうぜ」 「…えっあ、はい……。」 他クラスに行くのだけでも抵抗があるのに、他学年のクラスに行くなんて、緊張する…。 私はこの学校に親しい友人はいない。 部活にも入っていないし、後輩や先輩にはなんの接点もない。 だから、絶対変な目で見られそう… でも、城内くんもいるし大丈夫だよね。 「じゃ高畑さん、行こっか」 「はいっ…。」