「佐伯さん……何か病気なの?」 さっきから私に何度も話しかけてくれる女の子が手を差し伸べてくれた。 ……この子の名前は……ははっ…覚えてないや。 「ううん。違うの…ただ少し精神的に苦しかっただけだから。」 「……そうなの?…あ。私、二宮絵里です!よろしくね佐伯さん」