「愛菜…大丈夫だよ。俺がいる…安心してあいつらはいないんだから」





私にそう声をかけたのは、夏樹でもない。




史哉でも拓実でも文ちゃんでもない……





転校生兼中学の同級生…葉山春樹だった。