恋に一番近くて遠い君

「あ...、ありがと。」



お礼を言うのってなんか恥ずかしいけど今日はスッと声に出ていた。


「ふっ、今日は素直なんだな。」


「な、私だってお礼くらい言えますー!」


「そんな怒んなって。お前に見せてこれてよかったよ。」



今日の陸玖はやっぱり変だよ。今までずっと一緒にいたのに知らなかった素顔もあるんだな。



これからももっともっと知っていきたいな。



「また来たいな...。」


ポツリと溢れた言葉



「また連れてきてやるよ。」



君がそんなことをいうから、ううん赤くなった頬はきっと空のせいだ。


そんな言い訳をしながら今日のことを大切に心に刻んだ。