そして 治療室から医者が出てくる

「命に別状はありません」

よかった

そして 俺は急いで 病室に行くと


顔 手 足 いろんなところにあざ 切り傷

怪我ばかりのボロボロの姿の優香がいた

俺は迷わず優香に抱きつく

「れ…お」

「優香 無事でよかった」

「ごめん 心配かけたよね」

「ああ めちゃくちゃ心配した」

「ごめんなさい」

「なぁ 何があったんだ? 教えてくれよ」

「あのね 私 虐待されてたの性的暴行もお父さんに」

俺は 優香の過去の話を相槌を打ちながら聞いた

「5歳くらいに初めて殴られた そして14歳の頃から 性的暴行も始まった」

「辛かった 怖かった 毎日 明日が来なければいいって思ってた でもそんな時嶺緒が告白してくれた私は嬉しくて仕方がなかった でも そのあと 後悔した 私は 汚いのにって だからわざとワガママを言って嫌われようとした」

「辛かったよな 気付いてやれなくてごめんな」
「ううn れおのせいじゃないよ」