「ほら、五筒(ウーピン)だよ。今度は失くさないようにな!」
赤の丸いマークが五個書かれた、その牌を叔父さんはさらっと手渡してくれた。
「ありがとう!今度も特に大切にする!」
私は叔父さんがくれた五筒を握りしめた。小さいのに重くてひんやりしている。しっかりと主張しているこの麻雀牌を私はもう手放さない。
そう決めた。
「あ、そうだ。昨日いっしょにいた男は彼氏か?」
昨日……あ、緑間くんのことか。
「見てたの?」
「たまたまな」
「でも残念ながら、彼氏じゃないよ」
「なんだ残念だなー!ようやくみちるにも彼氏か!と思っていたところなのに」
恋をしたことがないといっていただけに、叔父さんなりに心配してくれているらしい。
「ちょっと!からかわないでよぉ」
「あははは、まぁ、みちる!若いときはたくさん恋しないとダメだぞー」
「分かってるよぉ」
「また暇だったらおいで。たまには牌触らないと調子狂うだろ?」
叔父さんは、私がネット麻雀ばかりしていることも知っているから、そこも気に掛けてくれているのだろう。
確かに、麻雀牌を触らないと麻雀をしている気持ちにならないということもある。
さすが、私の師匠だ。
赤の丸いマークが五個書かれた、その牌を叔父さんはさらっと手渡してくれた。
「ありがとう!今度も特に大切にする!」
私は叔父さんがくれた五筒を握りしめた。小さいのに重くてひんやりしている。しっかりと主張しているこの麻雀牌を私はもう手放さない。
そう決めた。
「あ、そうだ。昨日いっしょにいた男は彼氏か?」
昨日……あ、緑間くんのことか。
「見てたの?」
「たまたまな」
「でも残念ながら、彼氏じゃないよ」
「なんだ残念だなー!ようやくみちるにも彼氏か!と思っていたところなのに」
恋をしたことがないといっていただけに、叔父さんなりに心配してくれているらしい。
「ちょっと!からかわないでよぉ」
「あははは、まぁ、みちる!若いときはたくさん恋しないとダメだぞー」
「分かってるよぉ」
「また暇だったらおいで。たまには牌触らないと調子狂うだろ?」
叔父さんは、私がネット麻雀ばかりしていることも知っているから、そこも気に掛けてくれているのだろう。
確かに、麻雀牌を触らないと麻雀をしている気持ちにならないということもある。
さすが、私の師匠だ。
