陸「では自己紹介」


夜「宮本 夜広」

朝「夜広の双子の妹、朝飛」


朝飛…双子だということはちゃんと言うのね(笑)



あ、あたしだ

杏「神成 杏夏」



陸「それだけか?…まぁ、いい
席は窓際の一番後ろだ」

杏「ねぇ、その席の前の方空いてるけど…?」

窓┃空 男
窓┃空 空
窓┃空 空 空

↑こーなってるわけで...

一番後ろの空いてる三つがあたしらの席で
なのに前にも空いてるから不思議だった


陸「あの席は雷星の総長と副総長、幹部の席だ」

へー、てことはまだ来てないのか


視線を感じると思って見たら夜広が

〈族とは関わらないから〉
と言ってた

だから返事する代わりに頷いた



そして席に座ると

後ろの扉が開いて、3人の男が入ってきた



瞬時にわかった
あいつらが雷星の幹部以上だと…。