家に帰ると、可奈が心配そうに話しかけてきた。

「さあい、辛かったね…」

「可奈……私どうしよう…」

もう、こんな汚いからだじゃ、拓磨も嫌がるよね…

「大丈夫だよ、さあいには拓磨くんがついてるでしょ?とりあえず今日はゆっくり休みな?学校もそれらでいいから」


「ありがとう可奈…」


ほんとに私、可奈と拓磨には迷惑かけてばっかり…。


それに、どうして、愛梨が私になんの恨みがあるのいうのだろう。

逆に恨みたいのはこっちだ。

それは、後から知ることだった。