いままでの事全部話した。


友達に裏切られて、彼氏に浮気されて、あれて、学校も行かなくなって。


「ごめんね?引いたよね…」


拓磨は何も言わず、私を抱きしめた。

え………なんで?

「あの、拓磨?」


「そんなこと話してくれてありがとうな」


「辛いことがあったらなんでも俺に言えよ。それと後、学校もちゃんといけよ」


「なんで、私にそんなことまでしてくれるの?」


「守りたいと思った」


ドキッ

「ひとりでなんでも抱え込むなよ……」

その言葉を言われた瞬間、涙が溢れた。

拓磨は私の頭をなでてくれた。


「私、ちゃんと、学校も行くし、タバコも援交もやめる」


私は拓磨のために変わりたいと思った。