「よ!さあい!」
「うん……」
「さーて、どこ行こうか??」
どうせ、私の体目当てなんだろーなー……
それくらいしか必要なとされてないし…
「拓磨が決めてよ」
「よーしゲーセン行こう!!」
げーせん?
「あ、うん……」
手をひかれるがまま、私達はゲーセンに向かった。
やばい……意外と楽しいかも……
「さあい!ボーリングしようぜ!」
「うん!」
「お!やっと笑った!」
「え??」
「や、お前であった時からずっと笑わなかったからさ」
「あ、あぁ…」
「あんた、笑ってる方がいいよ、そっちのが、かわいい」
ドキッ
え、や、いまのドキッはちがう。ちがう。
好きなわけない。男なんて信用出来ない…。