その後は学校にも行かなかったし、友達からのメールも電話も全て無視した。


無視っていうか、動く気力もなかった。


ずっと部屋にこもりっぱなしだった。


お母さんは毎日私の部屋の前で私に話しかける。でも、話してる内容が何ひとつ頭に入らなかった。


そのまま1日が過ぎることが多かった。



私、もう辛いよ......


考えたらよくない方向ばかりに考えて、たどり着いた結果は......



シニタイ.........


私は夜中に家を飛び出して、屋上のあるところを目指していた時だった。


「おじょーちゃぁん、なぁにしてるのぉ?こんなよなかにぃー」


酔っぱらいのおじさんに絡まれる。

「もし良かったらさぁ、おじさんと遊ぼうよ~」


その時の私は、考えることなんてしなかった。

もし、知らない人とエッチしたら将貴が忘れられるかな.........


私はおじさんとホテルに行った。


「...あ......んっ......」

おじさんにいろんなところを触られる。


でもやっぱり思い出すのは将貴で......


「さあいちゃん、かわいい...」

おじさんは、はあはあ言っている。


私、なにしてるんだろう.........

「...あぁ......あん...もうだめ......」


「...うっ......」


そこで、私とおじさんは果てた。


「さあいちゃん、ありがとう、気持ちよかったよ」

おじさんはそう言って、お金をおいていった。