「この辺でいいか」


そこは、海が目の前にある海岸だった。

「わぁ、海だあ」


「オーーイ!!」


あ、2人が来た!

「さがしたぞ、将貴」


「わりいわりい、もうすぐ始まるぞ」


その瞬間


ヒューーーーードーーーン!!


目の前で大きな花火が打ち上げられた。

わぁぁあキレイ......

「すごいきれいだね......」

「ああ、そうだな...」

って、愛梨ちゃんと達也くんはチューばっかりしている


「お前ら、チューばっかして何しにきてんだよ...」


将貴は呆れて言う。


「お前らもしろよ~」

な!!そーゆーノリ苦手なんだよ~...


「達也くんなにいっ......ん!!」


将貴はいつもと違う舌を絡めてきたキスをしてきた。

「ヒュー熱いねえ」

となりでは、愛梨と達也がニヤニヤしながらこちらを見ている。

私の顔は真っ赤だったと思う。


花火もクライマックスで、みんな花火に釘付けになっていた。


ドーーーン......

最後の一発も終わる。


「綺麗だったね~!」

「そうだ!また来年もこの4人できましょうよ!」


愛梨の提案にみんなもうなづく。


「よし、時間も時間だし、帰るか!」


「うん!愛梨ちゃんまたね~!」


「さあいちゃんばいばーい!」


「じゃあ、将貴学校でな~!」


「おう、2人ともまたな~!」


そこでみんなで解散をした。