「よーし、じゃあそろそろ親も帰ってくるし、解散しようか、俺送るよ」


「うん、わかった、ありがとう」


帰る支度をして



「おじゃましました」


「じゃあうしろのれ!」


ん?

将貴を見ると自転車の後ろに乗れと言っているようだ。


2人のりなんてしたことないから緊張...


「失礼しまあす...」


「なんだよ、その失礼しますって」


将貴は大爆笑しながら


自転車を漕ぎ始めた。
ギュウっと将貴につかまって、私の家まで行った。