あぁ～２人でなんて、久しぶり過ぎて緊張する～～......


｢あ、あのさ、さあい｣


｢へっ？｣


あまりの驚きで間抜けな声が出てしまった。

は、恥ずかしい～～！！


｢あのさ、俺さあいと別れて後悔してるんだ｣


え、後悔って......


｢な、なんで？振ったの将貴からだったじゃん...｣


｢勝手でごめんな。俺中学の時ガキ過ぎて さあいの事傷つけて。俺どうしたらいいかわかんなくなって別れようって言ったんだ｣


そ、そうだったんだ......

｢うん......｣


しばらく沈黙が続いた

............


その沈黙を破ったのは将貴だった。


｢俺ら、もう一回やりなおさねぇ？｣


え、これってまさか...

可奈が言ってたとおり告白？！


｢俺、さあいが好きだよ、別れてからもずっと｣


！！！


私も......

｢うん、私もやり直したい......！｣


｢ホントに？よかったあ、じゃあ今日からまたよろしくな｣


｢うん！！｣