アイツとあたしと浮気と彼氏

『じゃーな。』


豊が軽く手を上げて言った。


『あ、うん。』


『じゃあ、今井さん、また。』


『うん、じゃね。』


軽く、渡辺くんに微笑んだ。

ホントはそんな気分じゃなかったけど。


それから1時間後…。


彼氏である透の家に居た。


当然、真相を確かめていた。


『ねぇ、浮気した?』


『してない。』


いつものように透はゲームをしながら平然

と答えた。


『今日、学校で豊と会ってさ、なんかそんなこと言ってたんだけど。』


『あぁ、なんかめんどくさかて適当に答えたんだ。浮気なんてしてないよ。』


『ふーん。その一緒にいたコって誰の?』


『ん、同じ学校のコ。ゲームの話で盛り上がっただけ。』


よく、ヌケヌケと…。


『でも、普通に友達と遊んでるだけし。』


『彼女はそう思ってないんじゃない?それに学校一緒で、学校が終わったあとも一緒にいるってことは、あたしよりも一緒にいるじゃん。』


何となく口を尖らせてみた。


少し嫌味っぽくなっちゃったかな…。