そう、不思議な“夢”だ。 それは現実ではない。 そんなことは俺だって分かっている。 しかし_________ 『わっちは……………。 コウ様の御祖父の父、 月夜殿の妾でありんした…』 『貴方様の前世でありんす方は……… わっちと同じ、“ 花魁 ”でありんす』 その凛とした透き通るような美声が 『……条件を満たせば、その物言い、性格、仕草などみながその者のようになってしまうのでありんすぇ』 鮮明に、 俺の耳にこびりついて離れない______