それから数日いつものようにたまにハクが来て一緒にご飯を食べ静かな日々を過ごしていた。
読みかけだった竜王さまの話しも最後まで読んだ。
竜王さまの話しはとても興味深いものだった。
最後は争いを沈める為に自分の持つ魔力をほぼ使い切り争いに関わる全ての者達に呪いのような魔法を施したのだ。
それは再度争いを起こすような邪な気持ちを持つと死に陥るというものだった。
人々は嘘だろうと何も気にせず過ごしていたが、国の権力者達が相次いで突然の謎の死を遂げていることから、竜王さまの呪いは本当だったのだとたちまち3つの大陸全てに話しは回った。
それからは争いがなくなり、呪いの魔法をかけられた者達の子供が国を治める時代になっても争いは起こらなかった。
また争いを起こせば竜王さまが現れ自分も魔法をかけられてしまうのではないか・・・と思うのである。
それから今に至るまで平和な世が続いているのだ。
そしてハクが言っていたこの本の最後にこう書かれていた。
『世の均衡が崩れ絶望に飲まれた者達の手により、世を崩壊させる神に等しき者現る。
竜王はこの世に再び姿を表すだろう。
竜王は世をどのように導くのか、崩壊させる神に対立するのか或いは手を貸すのか誰にも分からない。』
読みかけだった竜王さまの話しも最後まで読んだ。
竜王さまの話しはとても興味深いものだった。
最後は争いを沈める為に自分の持つ魔力をほぼ使い切り争いに関わる全ての者達に呪いのような魔法を施したのだ。
それは再度争いを起こすような邪な気持ちを持つと死に陥るというものだった。
人々は嘘だろうと何も気にせず過ごしていたが、国の権力者達が相次いで突然の謎の死を遂げていることから、竜王さまの呪いは本当だったのだとたちまち3つの大陸全てに話しは回った。
それからは争いがなくなり、呪いの魔法をかけられた者達の子供が国を治める時代になっても争いは起こらなかった。
また争いを起こせば竜王さまが現れ自分も魔法をかけられてしまうのではないか・・・と思うのである。
それから今に至るまで平和な世が続いているのだ。
そしてハクが言っていたこの本の最後にこう書かれていた。
『世の均衡が崩れ絶望に飲まれた者達の手により、世を崩壊させる神に等しき者現る。
竜王はこの世に再び姿を表すだろう。
竜王は世をどのように導くのか、崩壊させる神に対立するのか或いは手を貸すのか誰にも分からない。』
