修学旅行から帰ってきた次の日は休みだった。


その1日で感想とかいろいろかいたりしていたらあっという間に時間が過ぎた。


また学校かぁとかいうだるい思いで向かった。


「おはようございまーす」


学校の前ではあいさつ運動というのが行われていた。


私は無視した。


朝からあんな元気にあいさつするとかだるいと思った。


3年生の教室は三階にあるため階段の上る数が多い。


教室の前にくるまでかなり息切れしている。


教室に入ろうとした時、怖いというふうに感じた。


いやいや、さすがに教室は大丈夫だろうと思いいつも通りに入った。


教室では他のクラスの男子がいてわいわいと騒いでいる。


キーンコーンカーンコーン


チャイムがなり他のクラスの男子たちは走って自分の教室に戻っていった。


朝読書という時間がやってきた。


本を読むのは嫌いではなかったので勉強よりはましな時間だった。


5分。


本を読みはじめて5分がたったころ少しツラくなってきた。


急に気持ち悪くなった。


でもこのシーンとしている空気の中教室を抜けることなんてできなかった。


必死に本に集中して気持ち悪いという感じを無くそうとした。


「はーい朝読書やめて朝のかいやるよ」


先生が入ってきて甲高い声で言った。


それから朝のかいが始まった。


朝のかいはわりとわいわいしているのが当たり前だった。


気持ち悪いという感じはなくなりいつも通りだった。


朝のかいがあっという間に終わった。


先生の話も全く聞いていなかったためあとから舞に聞くことにした。


それから一時間目とどんどん時間が過ぎていった。


1日で気持ち悪いと思ったことは何回あったか。


すごくたくさんあった。


部活も体調不良を理由に休んだ。


すぐに家に帰りベットに飛び込んだ。


そのまま記憶がなくなった。


ママに起こされた時は朝だった。


びっくりした。


こんなに寝たのは初めてだった。


学校に行きたくなかった。


私はお腹が痛いと仮病をつかい学校を休んだ。


1日することがなく寝たりテレビ見たりゲームしたりして過ごした。


居心地はすごくよかった。


次の日の学校も行きたくなかった。


親に休みたいと言った。


しかし昨日休んだから行ったほうがいいと言われた。


そんなこと言われても行く気など始めからなかった。


結局学校を休んだ。


昨日と同じことをして1日を過ごした。


次の日は土曜日、日曜日だったため家でごろごろできた。


また月曜日がやってきた。


そう思った。


また学校休みたいと言った。


今日くらいは行ってと言われた。


意志が強かったのかもう反対した。


ママとパパはすごく悩んでいた。


とにかく学校は行ってほしいと言っていた。


「保健室登校やったら行ける?」


と言われた。


保健室登校も嫌だった。


しかしお願いやからとにかく学校行ってと言われた。


結局保健室登校をすることにした。


学校に着き教室には行かず保健室に行った。


保健室の先生はお父さんから聞いたよと言ってはやく教室に行けるようにここで少しがんばろうと言ってくれた。


その言葉を言われて私はカチンときた。


上から目線というのが嫌だった。


それから保健室でワークなどを進めたりして1日を過ごした。


保健室で1日過ごしたのはとても楽だった。


気持ち悪いというのにもならず、ここなら大丈夫という風に私の頭の中で思い始めていた。