「結城ーそろそろ行くぞー」







長谷部先生の声が後ろから聞こえる







その声を聞くと一ノ瀬は、私の頭をぽんぽんと叩き
じゃあなと言って去っていった







運んでくれたお礼言わなくていいのかな…






考えながら私は熱い頬を冷ました