放課後になり、俺は伸びをしている蒼汰に近づいていく



「そぉーうたくぅーん?」



「な、なに?頼斗?」




俺はにっこりと笑い、周りにバレないように蒼汰の鳩尾にパンチを入れた




「いっッッ……!!!!!!」




「あ、ごめん、当たった?」




「当たった?ってばかっ!!
そんな怒んなくてもいいじゃーん!」




「なんのこといってんの?蒼汰。」




「おまっ」




「あっそうだ!今日先に帰ってていいよ!」




「全部言わせて!!!!」




あはは〜と蒼汰の言葉を笑いながら流してると
蒼汰はため息をつき俺を見た




「ま、がんばってぇ〜」




こいつ反省してないな!にやけた面しやがって




周りがいなかったらボロクソ言ってやるのに





俺は貼り付けた笑みで蒼汰に手を振る