イケメン無愛想S男子と契約を

「ぇ?」



「うざったいんだよ。」



その美里の様子を見て

モヤモヤと渦を巻くように心がぐにゃりと曲がって、




美里って...もしかして
曽良さんの事


好きなのかな



そんな疑問が浮かび上がった。



みんなが言う見てるだけで満足な憧れの存在。




きっとあの三人は、曽良さんのことをそう思ってるって思ってたけど...



美里は本気で好きなの?




...それっていろいろやばい気が





「......彼女だし...しょうがないでしょ?うざいって言われても」




私は、曽良さんと関わりたいんだもん。




私だって、最初は憧れだった。



1人じゃなくて独りとして見かけてきた
曽良さんに、憧れていた。




私には絶対無理だから。

あの立ち位置にたったら、私は周りが怖くて、すぐに逃げるから。



だけど、そこにずっと立ち続けて、
俺は大丈夫って言ってるように輝いている
彼を見て、輝きにより、プラスされて私にとって憧れ以上の存在だった。



それが私が曽良さんに抱いていた密かな感情で。



好きではなかった。


だけど干渉したら、私は彼に惹かれるまで、ほとんど時間はかからなかった。



彼は私にないものを持っているから。


それを知るたびに





憧れが好きになって 、好きがあふれた。







「美里は、曽良さんの事好きなの?」





告白されろと言われた時
嫌だったのは、
もう憧れのメーターがいっぱいいっぱいで


好きになる直前だったから。




振られるのが怖かったから。






「はっ!?んなわけっないでしょ!?」




もごもごと口を動かして、慌てるの彼女を見て。



やっぱりそうなんだ、好きなんだね。



私とはまた違う、

好きなんだね。