佳祐side
蛍眠れてないな…
寝ている気配ないんだよな…
俺は珍しく早起きをした
目の下のクマ凄い…
まじで寝てないな。
寝室から慌てて出ていく。
本当にどうしたんだろ…
昨日も倒れたし
病気か!?
今日はいつもより早く学校に行くことにした
「おはようさん♪」
「おはよ…」
「毎日朝の取り巻きめんどくさいなぁ」
そういえばコイツも騒がれてもおかしくないルックスなのになぜ騒がれてないんだ?
今更ながら不思議に思う
しかし、それより蛍の方が気になる。
line〜♪
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胡蝶 [蛍と家で女子会するから今日は帰らないから(^_-)-☆]
胡蝶 [あっ、それから今日は2人だけでお昼ご飯も食べるかならね!]
佳祐 [はぁ?(#゚Д゚)]
胡蝶 [まぁ、いろいろ私に任せなさい!蛍のクマがある事も知ってるんじゃないの!?]
佳祐 [分かった…任せた…]
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胡蝶からの不意のLINE
あいつは蛍が眠れていない原因を知ってるのか!?
「うっわ、佳祐がご機嫌ななめな顔でスマホ睨んどる!!こっわっ!」
稔の反応がこの上なくウザイ
「黙れ…」
「「「「キャー、佳祐様どうしたのですかぁ!?」」」」
耳にざわりな甲高い女の声、
頭が痛くなる…
「ごめんなぁ、佳祐な今日体調あんま良くなくてこんな感じやねん。」
「そうだったのねぇ、ごめんなさい佳祐様」
もう二度と喋らないでくれ…
蛍のいない昼休み何も楽しく無い
「稔、どうやったら好きな女を落とせる?」
「佳祐がそんなこと言うようになったとわなぁ…」
こっちは真面目に聞いてるんだがな…
「アドバイス的には、努力やなー」
「お前に聞いた俺が馬鹿だった
悪ぃ…」
「おいこら!せっかくの親友のアドバイスを~!
蛍ちゃんが帰ってこんからって何でそんなにひねくれてんねん!」

