「人」拾いました。拾われました。



















「……。」





「蛍、気分はどうだ…?」




あれ…




私どうしたんだろう…







「佳祐……。」








「帰ってくるなり、急に倒れたんだぞ。
覚えてるか?」






そうだ、私気分が悪くなって倒れたんだ…







「思い出した……」







「体調悪いのか…?」







「大丈夫よ…」




佳祐が私の額に触った






「熱はないな。」








「まぁ、しばらく寝てろ。

夕飯は俺が作るから。」









「もう平気だって…」








「駄目だ、寝て早く元気になれ。」







起き上がろうとした私を佳祐はベットに戻した。











「お休み♪」






「うん…」








ハッ!!









「今日……」







「ん?なんだ。」








「やっぱりなんにもない…」







「そうか。」