私と胡蝶は窓から外のグラウンドをのぞきこんだ。 確かに佳祐が門の前に居る美人な人の方へ走っていっている。 女の人もにこやかに微笑んで手を振っている。 何これ、 モヤモヤする‥‥ 「お前ら、何騒いでるんだ?」 「双葉先生!!見てよあれ!」 胡蝶が佳祐の方を指を指しながら言った