「四人分なんて初めて作ったわ」






「蛍ちゃんって料理上手やな」







「お母さんが仕事でおそかったから私が作ってたからな」





「もう、佳祐は胃袋しっかりつかまれちゃってるな(笑)」






「そうだな(笑)」

初めて食べてた時からもう射止められてるな








「俺はそろそろおいとましよかな」





「私もかえるね」





やっと帰ってくれるのか






「胡蝶ちゃん送っていくわな」




「じゃあよろしく」



「ん、俺、佳祐家やからよろしく」


稔は運転手に連絡しているみたいだ。










「「ばいばい〜」」



二人をエントランスまで見送った






「どうせ俺のところで寝るんだったら、はじめから一緒にベットの中でねてろよ」







「はい‥‥、」




「毎晩、夜這いされるのはゴメンだからなww」




蛍はいい香りがして寝心地がいい






だんだん蛍を手放せなくなっていく俺






部屋に戻る


2人が居なくなると部屋が寂しくなっている。



俺が一人で住んでいるときは何も考えたことなんてない。



蛍まで居なくなったら‥‥



弱気になってるなんて‥‥




「胡蝶と昼飯食ってるのか?」



「うん。そうだけど?」





「明日からお昼に屋上にこい」





「なんでかわからないけどわかった」








次の日から四人で飯を食うことにした、