「ここがお母さんのお墓。」



日曜日に二人で霊園に来ている。




「大きなお墓だな」



「そうなの私もこんな大きなお墓があるって知らなかったのびっくりしちやった」






墓石に向かい



「はじめまして、蛍さんとお付き合いしてます。東屋佳祐といいます。
迷惑をかけることもあるかと思いますが、
お嬢さんを大切にします。」






「面と言われると恥ずかしい////
でも、嬉しい
お母さん、私の大切な人です。イケメンでしょ^^*
それにとても優しいのよ。
絶望していた私を拾ってくれた人なの」




「さぁ、掃除でもしよう。」


「はい♪」









〜掃除終了〜






「綺麗になったな。」



「いつまでも来なくてごめんなさいお母さん。」



線香に火を灯す





二人は無言になり手を合わせる




とても長い時間
各々に報告したいことは沢山あった






「帰るか、また来ような。」


「そうだね。」


二人は手を繋ぎ帰路についた。