蛍side
「蛍って意地っぱりよね……。」
「そんなことないもん!!」
「ほらいらっしゃい。そんなに我慢しないで、」
「おがぁさぁん」
「甘えるべき人にはちゃんと甘えなさい…
お母さんが悪いのにね、ごめん……」
泣かないで……悪くないの……
お母さん……
そう、これは夢
小学校一年生ぐらいの記憶
片親のことや貧乏だっていじめられていた
『ごめん……。』
佳祐の声、
あなたがいるから私は大丈夫…
抱きしめられ、漂う佳祐の香り
凄く安心する
私って結構佳祐の実家から帰ってきてから佳祐に甘えている気がする
「大好き……」
ボフッン……
ん?
佳祐の顔を見ると真っ赤になっている
「不意打ちすぎ…」
両手で自分の顔を隠す
「お返しだ、」
「ん……////」
息継ぎをしようとすると少し開いた唇から舌がねじ込まれ絡み合わされる
「はぁ、はぁ……」
すっかり息が上がってしまった
「鼻で息してるか?」
「しようと思うんだけど、鼻息が気になって……」
「そんなこと気にしないでいいだろうww」
「私は気になるもん、」
「練習するぞ」
えっ……
ぐぅ〜
なんで今お腹がなるのよ///!
「飯にするか(笑)、今日は俺が作るよ何食べたい?」
「チャーハン。」
「了解(*^^*ゞ」

