「人」拾いました。拾われました。




時間が過ぎ稔や胡蝶も自宅へ帰った









蛍が寝ている部屋に入り

ベットのまえにしゃがみ







「ごめん……。」





「なんで謝るの?」




「起きていたのか?」




「うんん、今起きたよ」





「頭が痛いとか、気分が悪いとかないか?」






「大丈夫だよ。助けてくれてありがとう。
ちゃんと佳祐の声聞こえたよ」





「蛍……」



蛍を抱きしめる

イタッ……



「ごめん、」




「ちょと強すぎるだけだからもうちょっと優しく」




お互いの存在を確かめるように抱きしめる



















「明日からは一緒に登校しよう。守るから」






「ありがとう」

日輪のような笑顔