「人」拾いました。拾われました。













目を開けるとベットに背を向けて去ろうとしていた








俺は咄嗟に蛍の手首を掴んでしまっていた







「えっ、起きてたの……」






「蛍、好きだ。」







「私は好きじゃない……」





俺ではなくて親父なのか……









俺の手を振り払うとしたが

蛍の腕を引き寄せ









「…っ…んっ……////////」









唇を奪った





俺は最低だ……


力に任せるなんて、





見てみると蛍の顔は真っ赤になってる




口元を手で抑えて
まるで熟れた林檎のように












少しの沈黙……






ガラガラ


保険医が帰ってきた





蛍は俺の腕を振り払い




走っていこうとした


そこで、



「待て蛍!」


蛍が直立不動になった




「いつものスーパーのところで椎本を待たせる、
わかったか。」






蛍は再び走り出しす








あの反応……

俺の勘違いでは無ければ……









「東屋くん、天下の保健室でなに女子を襲っちゃてるのかしら?」







ヤバ……






「佳祐!今、蛍ちゃんが走っててしかも、真っ赤な顔で……
あっ、先生……」