笑って抱きしめて



手をひかれ、暖かい腕の中に

スッポリ収まった私。


「相変わらず、色気ねぇ声。」


「むっ、うるさないな。」

「ま、いい。

家でたくさん鳴かしてやる。

今日は寝かせねえまからな。」


橘は私がずっと見たかった


最高な笑顔を見せてもらった。




end**