大きな音に体がビクッと震える。


体育館の中を覗いてみると、
沢山の生徒と先生達がこっちを見ている。



「え、」

素っ頓狂な声が出てしまった。



なんでみんなこっちを見てるの?
訳がわからないてど、いちよう
「す、すみません」
謝っておいた。



頭の明るい不良が
沢山いることに恐怖を覚えた。
私やっていけるのかな…



すると、
教壇に立っていた男の人が

「ごほんっ、まぁ怪我だけはするな
以上っ!」
と言って教壇を降りていってしまった。