「お前に拒否権はねぇ」 蓮の瞳が私を見ていうもんだから もう、姫になるしかなかった。 有無を言わせない瞳が私を見ていたから。 その瞳はどこかで見たことのあるものだった。 「わかりました。 宜しくお願いします」 本日2回目のみんなに向けた 『宜しくお願いします』だった。