凛とは同じクラスだったらしい。
というか、同じ学年だったとは…
美人だったから2年生かと思った。
ぼーっとしてたらいつの間にかホームルームが終わっていた。
「咲良いこっ!」
凛がニコリとわかってきたので
「うん!」
私もそれを返すように笑った。
下駄箱を出ると校門の側には人だかりができているのが見えた。
凛と近づいていくと、
「キャーー!!!」
「蓮くーん!!!」
「こっち向いてー!!」
悲鳴にも聞こ
える声がした。
これはすごい。
人が多すぎて向こう側が全然見えない。
それもほとんどが女子生徒って
ほんとにアイドルでもいるのかな。
「凛…これは…」
「まぁ、こんなもんだね~。」
凛は慣れたと言わんばかりに人混みに突っ込んでいく。
