「え!?」 肩を抱かれたり、そういう経験が全くない私にはこの状況がわからなく、 オドオドしていると凛が助け舟を出してくれた。 「京、咲良が嫌がってるよ!」 「え、嫌がってるの? これは照れてるんだよ。」 ニコッ ニコッってなに! 多分今の私は顔が真っ赤だ。 恥ずかしい~/// 「京そのへんにしとけ。」 ブラウン色の人が私の肩から手を離してくれた。 「チェ~、いいとこだったのに」 「どこが!」 すかさず凛がつっこむ。