「君、名前は?」
落ち着いたブラウン色の髪をしたイケメンが話しかけてきた。


一瞬誰に聞いているのかわからなかったけど、この中で名前を知られていないのは私しかいないと思ったので、

「咲良、春川咲良です。」
答えると。




「咲良ちゃんかぁ~。」

話の間に金髪が入ってきた。
ピアスをたくさん開けていて、
どこからどぉーしてもチャラ男って感じの人だった。


「咲良ちゃんかわいいね。
俺今夜暇だよ~」
理由のかわからないことを言ってきて
肩を抱かれた。