今は夜の散歩中だ。

金髪君は私の家をしらない



この時間帯はめんどうなことが大っ嫌いな私でも人と会うことがないから好きだ



しかしなぁ...この周辺も不良が増えた...


人通りがない裏路地が私の居場所



もちろん家もあるがここが一番落ち着く。
そこに置いてある錆の付いたベンチ寝るような体制になり
本を開く。



横を向き背中の半分くらいまであるハニーブラウンに近い黒色の髪が地面につく




夜だけど外灯もあり明るい。




...と急に文字が見えなくなった


なんだっと思って見上げたら人が立っていた
逆光から眩しくて見えないが
男だということはわかった。



「...なに?」