騒がしい。

こいつらは暴走族ではないらしい
なんていうか...チーム?
自由に暴れよう!みたいな...
だから順位みたいなのはついていない


きっと噂なども聞いたことがないので無意味な喧嘩などはしていないのだろう





...帰りたい。




「帰りたいの?」


ヒョコッと顔をだし聞いてきたのは暴走族で言う幹部の一人だろう




「はい。」


「じゃぁ僕が送ってってあげる!」



この人は優しくしてくれるけど私がこの場にいるのが嫌なだけだろう。


一人で帰れるので大丈夫ですと言えば満足気に微笑み出口まで送ってくれた
もうここには来ることはないだろう
出口のところまで送ってくれた男はまだこちらを睨んでいる
もう二度と来るなって感じで。




ここまで私を連れてきた男は仲間と言い争いをしていて気づいていなかったが好都合だ。



また人と関わることのない平和な日々が続くだろう_