平凡万歳ッッ

「てめぇ...こんなとこで何してんだ?」


なんだ...なんだ...この金髪不良さん...



「買い物帰りですよ。」


「こんなとこにか?」



人通りが全くなく、塀に囲まれている裏道
実を言えば普通の道は遠くてご近所さんとも会うし面倒だから通りたくない。




だからいつもコンビニで一週間分の食料を買いこの塀をのぼり部屋の窓から帰るという仕組みだったのだが....



ご近所さんより面倒なのに見つかってしまったかもしれない。



金髪さんに求められた説明
この世で最も苦手で最もだるいものだ
言葉では説明しにくいものなどは言いたくない
だから道に迷っただけですとだけ言い
この場を去ろうと思った。



「まて。」


少し低めの心地よい声
世に言うイケボとか言う奴だろう。



だがしかし
犬じゃねぇから待ちまっせん。